みどりの日って何だよ。元天皇誕生日とか昭和天皇誕生日でええやん。
オレは小林よしのりの天皇関連漫画を読んで感動したよ。
大学時代に中核派のヤツらと知り合いだったせいで余計な回り道したわ。
特に松本、お前だけは絶対許さん。
話は変わるけど、いやー海外オルタナコミック界で昨年超話題になってた「ハビビ」クレイグ・トンプソンの日本語版出るなんて、いい世の中になったなー。まじで。
立ち読みもできる。こちら
今までオレはこういう、話題になった海外オルタナコミックがすぐ翻訳されるような日本になればいいな、したいなと思って翻訳原稿を出版社に持ち込んだり、ウェブで公開して出版社を募集したりしてたんだけど、もう、その必要は無くなったなー。英語圏はハビビを担当した風間賢二の翻訳でフランス語圏は原正人でOKじゃね。で「ハビビ」が売れれば、他の海外漫画も出そうってなって、普通の小説やノンフィクションを訳してた人に翻訳仕事がなだれ込んでくると。小説訳すより絶対ラクだし。たとえ翻訳印税少し安くてもさ。で、小説が訳せるようなレベルの人とオレじゃ、月とすっぽんだからな。オレの目指した世界はオレを必要としなかった、と言ったところ。
まぁあと問題なのは、「海外漫画は値段が高い」っていう一般の認識をどう変えていくかだな。
高いんじゃねぇんだよ。日本の漫画が安すぎんだ。欧米の漫画ってだいたい15~20ドルだぜ。それ考えたら、翻訳料と文字の流し込み作業とか装丁デザイン料とか入れたら倍ぐらいの値段になって3000円したって安いだろ。
この前、とある海外漫画出版社が以下のようにツイってたんだけど
いま邦訳アメコミの読者はがきを読んでいたら、価格についての項目に「高い!改善策を!」とのお言葉が。…諒解しました。一応これでも努力はしているのですが、さらに考えますので、引き続きご支援よろしくお願いします!
まぁ、値段を下げる努力も必要だけどさ、原書定価が15~20ドルなんですよって宣伝していくのも必要じゃね。あと、発行部数が少ないと一冊単価が高くなるんだってのも周知させようや。マルジャン・サトラピの「チキンのプラム煮」とかハードカバーで出してる場合じゃねーっての。
「安くなるよう努力します」もいいけど「どうして高くなるのか説明します」も重要だぜ。
ハル吉「いや、でも何度も言うけど、「ハビビ」が出るなんてなー。幸せだよ。 本当に。ゴッシー、縁起のいいやつ一曲頼むぜ」
ゴッシー「OK」
って事で
以下はゴッシーのイラストコーナー。
あ、pdfで欲しい人は下をクリックしてちょ。