猫DJゴッシーのポスターを描いた!
「猫DJゴッシー ロシア・デビュー」
サイズ1030mm x 728mm イラストボードにアクリル絵の具、インク、サインペン
"DJ Cat Gosshie debut in Russia" by Harukichi,
acrylic, ink, pen on illustration board; size 1030 mm x 728mm
右下に大きさの比較の為に文庫本を置いてみた。
では以下作業工程を紹介します。
まずは下書き。最初は縦に描こうとしていた。A4サイズのスケッチブックに描いている。
しかし狭い気がしたので横に描き直す
文字の入るスペースも確保できて、いい感じだ。
続いてハガキサイズのスケッチブックに、より具体的に描き直す。
上写真と同じに見えるが、ハガキサイズ。A4スケブを清書しても良いのだが、ハガキサイズスケブでゴッシーのスケッチ・シリーズをやっているのでその一点に加える為に小さいスケブに描いた。
スケッチを彩色し、完成した絵をスキャンし、分割線を加える。
B1サイズは結構大きい。1メートル定規とCDと山芳の人形を比較の為置いてみる。
プリントアウトした絵も置いてみる。イラストボードに分割線を描く。
あとは見て描くだけだ。想像力はいらない。
徐々に
徐々に出来て
徐々に出来てくる
ヴェスタックスのハンディトラックスを描き終えたら、ゴッシーを描く。
次にククラチョフ猫劇場(実在する。来日公演もしている)のククラチョフさんを描く。
ここには写ってないが、グーグル画像検索で探してプリントアウトした肖像写真を見ながら描いている。
いくら描いても「手」が描けない為、さらに画像検索で「手」だけプリントアウトして描く
ほぼ下絵完成!
レタリングを作る作業に入る。
絵の空間部分にぴったりはまるように空間サイズを測っておき、それに合わせてパソコンで作業。
ざっと配置してみる。
問題ないようないので、カッターボードに載せてデザインナイフで切り抜いていく。
再度配置する。ずれないようにマスキングテープ(あとで綺麗に剥がせる)で固定。
なぞるとこんな感じ
抜けてる部分をさらに描く
横に配置する文字も同じ事をくりかえす。
ハガキサイズ絵では水平だった文字だが配置を変えてみる。
斜めに決定した。
先程と同じ事をする。
はいこれで下絵完成!!
絵の具を塗っていきます。広い所から塗っていくと良いとネットに書いてあったので、それに従う。
猫の毛をインクとつけペンで描いていく。気が遠くなる。まぁ写実主義の人から見れば笑っちゃうレベルですが。
筆だとはみでそうなので細いサインペンで塗る。
さらに面相筆で毛を描き加える。
ゴッシー完成!
ククラチョフさんを塗る。しかしオレはどうしてグラデーションが出来ないのか!バカか!
いい感じに出来てきている。背景の緑には少量のパールカラーを入れているので光が当るとキラキラしてお洒落。
レコードやレコードアームといった黒色の反射が難しい。
サインペンはサイズ違いを二種使用。
あ!画像を縦に変換し忘れた。
これで全部塗り終わった!と思った時に重大なミス発見!
「ククナチェフ」ではなく「ククラチョフ」が正解!
うわ~ん(涙)
下地にするため一度白を塗ってから、再度塗りなおした。
完成!!!!!ふひゃ~(やっと終わった、の表現)
はい。ってな感じでもう一度全体図をどうぞ。
一気に紹介したけど、ラフから完成まで一日約8時間として二週間くらいかかったかな。
上手い人はもっと早く描けるだろうけどね。
高校の頃一番嫌いな授業が美術だったのに、絵を描くようになるとは自分でも驚く。