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2019年2月3日日曜日

ダテヴィク・ホヴァネシアンとオフェーリア・ハンバーツミアン第二部(Datevik Hovanesian & Ophelia Hambartsumian)part2

ダテヴィク・ホヴァネシアンのマネージャーから文書と写真を頂きましたので、翻訳します。
the original english text and photos are provided by Vahram/ DVMusic
translation:Harukichi

ダテヴィク・ホヴァネシアンのサイト
 確かにオフィーリア・ハンバーツミアンのCDは二枚組の物が一つあるだけですが、私達は幅広い選曲をしました。オフィーリアの芸術人生について少し語らせて下さい。まず初めに、オフィーリアはLPしかなかった時代に音楽を始めました。次に、ソヴィエト連邦時代はアルメニア国営ラジオ局の録音音楽家でしたので、オフィーリアはここで数百曲も録音し、現在でもこの国営ラジオ局に音源が残っています。アルメニアのラジオでは今でもオフィーリアの曲をいつもかけており、オフィーリアはアルメニアだけでなく、世界中のアルメニア移民のアイドルなのです。いつの日か国営ラジオ局がオフィーリアの音源をデジタル化し、より多くの人が聴けるようにしてくれればと思っています。
 ご存知のように、LPからCDの移行期にはカセットテープが人気で、今でも少しですがオフィーリアのカセットが買えます。技術上の問題があるので音質が最高とは言えませんが、それでも、美しく珍しい曲が幾つかこういったカセットに収録されています。

 

以下はオフィーリアの歌をたくさん紹介しているとても素晴らしいユーチューブ番組です。

ダテヴィク・ホヴァネシアンに関しまして、ダテヴィクもアルメニアだけでなく海外でも非常に有名で、海外のアルメニア人聴衆だけでなく、アルメニア人以外の聴衆や学生の間でも知られています。ダテヴィクはコミタス(訳注:アルメニアの僧侶兼作曲家1869-1935)
 (訳注:VHS国内盤が出ていたコミタスを主人公にした映画。DVD化求む。)


や他のアルメニア民謡作曲家の音楽をアルメニア人以外の音楽家や音楽愛好者、或いはダテヴィクの授業を取っている生徒に紹介してきたので、ダテヴィクを世界向けのアルメニア大使と呼ぶ人もいます。皆さんが興味を持たれるかもしれませんので、ダテヴィクが2018年の春にアルメニアの首都エレヴァンにある管弦楽コンサートホールで行った公演の短いけれど素晴らしい演奏をお見せしたいと思います。ここはエレヴァンの大きな会場で、ビデオはバックステージから撮りました。コンサートの最後で曲は「ウスティ・ゴーカス」、共演はアメリカ人音楽家ボブ・アルバーンズ(ピアノ)、ジョー・フィッツジェラルド(ベース)、デビッド・ミード(ドラム)です。

それと、皆さんがまだ観てないかもしれないライブ演奏があります。こちらも非常に有名な素晴らしいアルメニア人ジャズピアノ奏者ヴァハグン・ハイラペティアンとの共演です。


または

アルメニアのファンが作成し運営しているフェイスブックのサイトはこちらです。



写真:ハル吉&ゴッシー photo:Harukichi and the hand of DJ Cat Gosshie

「オフィーリア・ハンバーツミアン伝」は半世紀に渡り、一番有名、且つアルメニア歌曲のポピュラー歌手としても最高、オフィーリアのアルメニア民謡女王としての経歴と人生に焦点を当てた伝記です。
 
写真:ハル吉&ゴッシー photo:Harukichi and Gosshie 

著者セルゲイ・アラケリアンはオフィーリアの子供時代から現代までの人生行路を写真、歴史資料、手紙やアルメニア芸術・文学の伝説的人物、例えばアヴェティク・イサハカリアン、エルヴァンド・コチャル、デヴ(マルカル・ガラベキアン)、シルヴァ・カポーティキアン、ゴハール・ガスパリアンなどの賛辞を通して書いています。本書はアルメニア語の美しい装丁ハード・カバーで、アルメニアで印刷されました。本書を読めば、有名な歌手の個人写真アルバムをめくりながら、年代順に多くの写真や公文書と共に「アルメニア民謡使者」の人生や家族を紹介してもらうような気分になるでしょう。ハンバーツミアンは音楽一家で、夫ノライル・ホヴァネシアンは傑出したケマンチェ奏者、
(訳注:ケマンチェを手に持つノライル)
(訳注:ケマンチェは民俗弦楽器で下の絵のようなものです。)
 アルメニア人画家セヴァダ・グレゴリアンの作品 Sevada Grigoryan


息子ホヴィグ・ホヴァネシアンは才能あるバイオリン奏者、娘ダテヴィク・ホヴァネシアンは国際的に知られ敬愛されているジャズ歌手です。
(訳注:母子共演写真)


(訳注:若き日のオフィーリア・ハンバーツミアン)

 最後にオフィーリア自身が書いた文章で締めさせてください。
「私のアルメニア、そして私のファンに。私は貴方の娘である事が嬉しく誇りです。芸術家にとって一番の賛辞は大衆からの愛です。長い長い間、暖かい愛を受けて私は感謝の気持ちでいっぱいです。私は常に、永遠に、私の素晴らしく温かい人々の為に一生を捧げます」